梅干しの失敗〜ビンが割れた!
2015/10/01
梅干しを作りだして1番のピンチ!
梅干し作りの際に、ガラスの保存瓶を使っている人は多いと思う。
自分もガラスの保存瓶を使っている。
しかし、ガラスの保存瓶は割れることがある。(当たり前だが)
ついつい扱いが雑になってしまうと、割れてとんでもないことになる。
取り扱いには十分気をつけてもらいたい。
梅酢が全部なくなるという悲劇
ビンを割ってしまったのは、梅干し作りの初期段階。
梅を仕込んで、梅酢が上がってきてボチボチ梅全体が隠れるくらいかなといった時期。
梅酢の様子を見て、ビンを下に置こうとした時、もう一つの梅のガラス瓶にコツンと当たった。
「パキ!」と音がして、見ると下に置いたさっきまで見ていた梅のビンが割れてしまっている。
袈裟懸けに真っ二つ!
粉々に割れなかったのは不幸中の幸いだが、
せっかく上がってきた3kg分の梅酢の大半が床にこぼれてしまった。
とにかく梅の救出。
少し残った梅酢の中にガラス片がないのを確認して、
梅を一つずつ梅酢で洗い、ボウルへ。
再び梅酢があがる(もしかして奇跡?)
梅酢を失ってしまった大量の梅。
このまま諦めるわけにはいかない。
ダメ元でもう一度仕込み直すことに。
18%分の塩を梅にまぶし、新しいビンの中へ。
次の日、梅酢があがり始め、
3日ほどで梅が全部かぶるくらいの梅酢が上がった。
途中で失ったとは思えないくらいの量だ。
なぜこんなに見事に何事もなかったかのように復活できたのかはわからない。
仕込んですぐのトラブルだったのが幸いしたのだろう。
梅酢を失った時、他に対処法はなかったか?
梅を仕込み直す。というのは、今思うとずいぶん乱暴だったのかもしれない。
難しく考える必要はない!と、ことあるごとに言っているがさすがに少し考えてみたいと思う。
・漬け直して梅酢が上がってこなかったら、
もう一ビンの梅から梅酢を拝借する。
塩分濃度はわからなくなるが、少し濃いめに設定して後で塩分を抜く方法を考えれればいい。
・市販の梅酢を購入し、それで代用。
同じく塩分濃度はわからなくなるが、致し方ない。
特にビックリするようなアイデアはないが、
トラブルにあった時はバタバタして、ゆっくり考えている時間はない。
失敗した時の経験が次のトラブルに生かされるようにしておきたい。