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梅干しのつけ方教えます!梅干しって簡単なんだよ。

ちゃんと赤い色にならない梅干しを復活

   

色むらのある梅干し

梅干しに色がつかない

シソの周りだけ色がついて、漬けている瓶の奥の方は今ひとつ赤くなっていないことは
普通にあることなので、安心してもらいたい。

さらに干している間に赤はだんだんと色づいてくるはずなので、
神経質になりすぎる必要もないかもしれない。
それでも気になるようなら、以下の方法を試してもらいたい。

赤しその量が適量であれば、
梅に綺麗に着色することはできる。

赤シソが足りないなら、色付きが悪くなるのは当然だ。
もしそうなら、別の方法で対処しなくちゃいけない。

色付きが悪いのは、梅にしっかり梅酢が触れてないからだ。
原因としては、重石が重すぎることが考えられる。
ぎゅうぎゅうすぎると、赤の梅酢が行き渡らず染めにムラができる。

色付きが悪い梅干しの復活方法

対処法は簡単。

干そうと思っている少し前から、重石を外し、
ぎゅうぎゅうになっている梅を梅酢の中で泳がせるような感じにしてやる。

梅を梅酢にしっかりとつかるような状態にしてやることだ。

干す時に気がついた時も同様。
同じように重石を外して、色づくまで干すのを延期するよう。

2、3日くらいかな?
ムラがなくなってくるのがわかれば、干す作業に移れば良い。
劇的に色づいてくるわけでもないので、ある程度で。
干す段階で梅干しの赤は濃くなっていくはず。
どうしても気になるなら、一週間くらいたてば、結構な変化を感じると思う。

干している最中に気づくくらいの少しの
ムラがあるまだらな梅は、
再度梅酢に漬け、干し直すといい。
完全に色づいてから干す、というより干しながら色付けするといった感覚で構わない。
ただ、あまり梅酢につけ直す作業を繰り返すと塩分濃度があがり塩辛くなるので気をつけること。

漬けてる最中から重石を調整して全体に満遍なく色づかせるのがもちろん一番いい。

最初からシソの量が足りてない場合は、この方法では無理なので、
スーパーなどで赤酢を購入し、そこに漬けて着色する以外ない。
個人的にはシソを入れない白漬けといった梅干しもあるので、
梅酢を購入してまで着色する必要はないんじゃないかと思うが。

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