ゆかりを上手に作る方法
2017/08/07
梅干し以外も楽しもう
梅干しを手作りすると、他にも食材が出来る。
梅酢とゆかりだ。
このゆかりの作り方には少しコツがあるので、紹介してみたいと思う。
しそはなかなか乾かない
梅干しを干す時にしそも同時に干すことは、すでにご存知かもしれない。
梅干しよりも長く干すようにと言われていることが多いようだ。
そこで問題になるのがどれくらい干せばいいのか?ということだ。
簡単にいうと、しそがパリパリになるまで。
手で触るとパラパラ崩れていく位にならないといけない。
完全に水分が抜けた状態だ。
そのためにはかなり手間がかかる。
一枚一枚、シソの葉を広げて干さないと、きちんと乾いてくれない。
正直全てのシソを一枚一枚広げるのは面倒臭い。
しかし、ここは頑張らないと仕方がない。
ほとんど乾いて、あと一息ってところまで乾いたら
自然任せより、道具を使った方がいいと思う。
コツは電子レンジを使って水分を飛ばすこと
ある程度乾いて、あと一息っといったところから
完全に乾燥するまでがなかなかなので、
それくらいの乾燥状態になったら電子レンジを使う。
乱暴に思えるかもしれないが、これが一番手っ取り早くうまくできる。
- 耐熱の容器やお皿にしそを入れる。
- 電子レンジのスイッチをいれ、しっかり様子を見ながら水分を飛ばす。
相当熱くなっているので、火傷には気をつけて。 - 水分が飛んだと思えば、電子レンジから容器やお皿ごと取り出して
しっかり冷ます。(うちわなどであおぐといい。) - 冷めたら乾いているか確認。
すり鉢で擦れそうなら完了。まだ少し柔らかさを感じるならもう一度電子レンジの中へ。 - すり鉢でする
- 塩を適量混ぜる
最後に粉状にするときは、すり鉢とすりこぎですることをお勧めしたい。
市販のゆかりみたいなイメージにしたいなら、すりこぎで。
荒いのが好みなら、手で揉むくらいでもいい。
好みの問題だが、ミキサーなどを使うと粒が細かくなりすぎるので注意すること。
天日干しで完結出来れば言うことなしだが、
日当たりの問題もあり、電子レンジを使うのも選択肢の一つだと思う。