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梅干しの失敗〜干しすぎてカラカラに

   

梅の失敗01

梅干しを台無しにした挑戦

これは梅干しを作り始めて3年目くらいの時の失敗。
干しすぎるという失敗をやらかした。
しっとりとした果肉を1年かけて楽しむはずが、
なんかただ固いだけ、それでいてカリカリではなく、
全然ジューシーでない梅干しになってしまった。

前年に作った梅干しの反省で、
もっとギリギリまで水分を飛ばしてやろう考えたのだ。

そして実際に挑戦し、見事に敗北。

干しあげて、保存している時はまだ自分の失敗に気づいておらず、
この後しっとりとしてくると信じ込んでいた。
多少はしっとりとするにはしたが、当然だが固いまま。

今考えれば、前年の梅干しは非常に良くできていた。
特に変化を加える必要もなかった。

梅干し作りをしていて一番神経を使うのは、
干すという工程かもしれない。
梅干しを干す過程が一番難しいかもだ。

ただ、干すというだけなのだが、
日差し、気温、湿度など条件が刻々と変わっていく。

梅干しの状態を良く見て面倒を見てやらないといけない。

干しすぎた梅干しを復活させることはできるか?

おそらくできると思う。
もちろん干しすぎの程度によると思う。
果肉が硬くなってしまったら、もう元には戻せないという人もいるが。

自分が干しすぎた時には、まだ梅干し作りのレシピ通りにしか考えられなくて
復活させることは考えなかった。
どうせ失敗なら、ダメでもともとでやってみる価値はある。
というより、今なら確実にやる。

最もシンプルな方法はもう一度梅酢につけて、水分を吸わせること。

干している最中にも梅酢に一度漬け直すということは手順としてやることが多い。
塩分が濃くなっていくのが欠点のようだが、塩分は後で抜くこともできるので、
大問題ではない。

  1. 梅酢につけて、しばらくおく。
    (干しすぎの程度によってどれくらい漬けるのかは各自で判断。)
  2. その後干し直せばいい。

他にも焼酎を霧吹きでふりかけ、しばらくおいておく。
というものもある。
これは干しすぎの程度が軽症の時だけにしておくのが無難。
やりすぎたら「焼酎梅」になりそうだ。(それはそれで食べてみたい気もする)

結局のところ、干し上がりの目安は、経験で培うしかないと思っている。
数値化できるものでもない。

 

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