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梅干しの塩分は何%が良いのか?

      2015/10/14

梅干しのアップ

昔の梅干しは、塩分30%以上だったみたい

しょっぱいのが梅干しとはいうものの、
30%の塩分というのは、さすがにちょっとどうかと。(笑)

結局のところは好みの問題なので、しょっぱいのが好きな方はそれでいいと思う。

ここで言いたいのは、どれくらいの塩分で作ればうまく作れるか?といったこと。

気をつけておかないといけないのは、
塩分が少なすぎると、カビが発生したり、梅酢がうまく上がらなかったりなど、
トラブルの元になるということ。

せっかく梅干しを作ってみたのに、取り返しのつかないくらいの失敗になって
全部を台無しになってしまうようなことがあれば、あまりにも悲しい。

塩加減には十分気をつけたい。

いい塩梅とは塩分何%だろう?

結論からいうと、ズバリ!

塩分15%〜20%(以上)

15%だと、ギリギリなので、18%を目安に塩を使うのが無難だと思う。

何より、これくらいの塩分が一番バランスが取れていておいしいと思う。
もちろんこれは好みが大きいし、作ってからどれくらいの期間をあけて食べるかにもよる。
作ってから1年くらい寝かせておけば、梅の若いとんがったところと塩のしょっぱさのバランスがとれて
ホントほどよくいい塩梅になる。

塩は手についたり、ボウルについたりしてそれなりに目減りしてしまうからだ。
15%のつもりで仕込んでいても、実際にはそれ以下になる。

塩の量を守ったつもりなのに、カビが発生したなどはありがちなトラブル。
というか、自分が経験したトラブル。

他に原因がなかったかと言われると困るが、
塩分量を意識してからは、相当荒っぽい扱いをしていてもトラブルは起こっていない。

梅干しはそもそも塩で作る保存食なので、塩辛いのは避けては通れない。
市販の減塩梅干しはそもそも作り方が違う。

塩分を15%以下にして梅干しを作れないわけではないが、
ある程度経験を積んで「梅干し作りのキモ」がなんとなくわかってからトライするのをお勧めしたい。

十分に注意しないとすぐにカビが発生したりして、その対処に四苦八苦することになるからだ。
初めて梅干し作りをする方にとっては、ちょっと荷が重いのは想像できると思う。

それでも覚悟して塩分を減らすという方は止めはしないが、
事前にトラブルの対処の仕方などもよく調べてからにすること。
余計なお世話だけど、身のためです。

減塩にするのは、梅干しができてからでも出来るのでまた別の機会に紹介したいと思う。

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